ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB) MONTHLY REPORT 2006.05

ども みんな元気ですか? 俺は 今 曇り空の東京 渋谷のマスタリングスタジオにいます
そうです! はい! HIGH!! 全てが終わったのです 俺とCALMさんで結成した新たなユニット
JAPANESE SYNCHRO SYSTEM(J.S.S.)の製作が終わりました いやー 遂に終わったー 開放感で
いっぱいだー やっとここまで辿り着いたよ 全部で20トラックを超える楽曲達がここに完成しました!
長く 高かったねー 本格的に動き出したのが去年の6月でしたから 約10ヶ月 いろいろありました
相方CALMさんは東京 俺は札幌という 2人の距離も含め 作業は時に困難なことも多々ありましたが
常に笑いはあり 旨い飯もあり なにより尽きない無敵の鋼のスタミナがここまで俺らを連れてきた
CALMさんには本当に世話になった 学んだことは数えきれないです こうしたいと思っていたことを
一つ一つ聞いてくれて 一緒に驚き 最後までシンクロしたままゴールを迎えました ありがとう!
そして様々な段取りやゲストのコーディネート 果ては送り迎え そして俺とCALMさんが選択に迷った時
適切なアドバイスをくれた この壮大なプロジェクトの責任者 デカ長こと本田君 さらに 制作の
基盤部分をしっかり集中して支えてくれたエンジニアのトクちゃんにも まっじで感謝っす 密度の濃い 
すばらしい時間を過ごさせてもらいました ゴールは果てしなく遠く感じたこともあったけど やり遂げたぜ
やり残したことは一切なし ここまでやるかってくらい自分らの音に入り込めました ありがとうございます

去年の6月にCALMさんが札幌に来て 俺ん家で 色んなレコード聴きながら「このベース良いね〜」とか
話しながら どんなことを伝えたいかとか ゆっくり近づいていって このプロジェクトは始動しました
作曲はもちろん全てCALMさん 作詞は歌モノも含め全て俺 それを2人で10ヶ月かけてミックスしました
イントロ アウトロ エフェクト 展開 鳴り 多くのアイディアが試され ボツになり 再び試されました
プレシャスホールの好意により 全曲がフロアーでチェック済みです 自分のDJでも何度も確認しました

強烈なドラムを聴かせてくれた村上ポンタさん(!)包み込むトンコリを奏でてくれたOKIさん(!)
そしてブルーハーブ関連作品でもおなじみJERRY'KOJI'CHESTNUTSのキャリア史上最高のボーカル
TSUKINOWAというバンドからボーカリストのフミノスケ君 中空を浮遊するSHUREN THE FIREのフルート
SHURENのバンドに参加していたAYUMIさんのピアノ 同じくピアノでCALMさんバンドから柴田君 
CALMさんバンドからは様々なバンドで活躍してる腕利きが総動員! BASSの杉本さん トランペットの
坂口君 ソロアルバムも記憶に新しいサックスの加藤君 パーカッションのケンコウ 更に! リミキサーは
C2こと な、なんとカールクレイグさん そしてURから な、なんとジェラルド・ミッチェルさんです

多くの人がこのプロジェクトに参加してくれて 皆 ベストのパフォーマンスを存分に見せつけてくれました 
今 こうしてマスタリングされて 完成していく愛する楽曲達それぞれが 個性に富み シリアスで 繊細で
ある曲はそのまま美しく ある曲は屈折した美しさを 自信たっぷりに表現しきっています  おっしゃー!
早くみんなに聴かせ 効かせたいです 最初のシングルはおそらく7月 もうしばらく待ってください
1枚目が口火を切ると そこから怒濤のリリースが始まりますから まっじで年末までずっと続きますよー
ダブも含めて まじでいろんなタイプの楽曲が並んでいます インストも速いのから ゆったりしたのまで
ポエトリーリーディングあり 歌ものあり アンビエントあり 俺とCALMさんが 各自1曲ずつ思い入れを
持ち寄ったカバー曲ありで すっげー事になってます わくわく

J.S.S.で ホームページも立ち上げます そこで試聴 インタビュー等 色々仕掛けていきます 詳細は来月

4月は そんな感じでJ.S.S.の総仕上げしていました ダイのミュージックボックス 相変わらずのアクセス
ありがとうございます 一時期中断してましたが 今は復活しました 試行錯誤してやっていきますんで
今後も楽しんでくれればうれしいです ダイにDJのブッキングがあれば ここで受け付けますんで メール ください 

もう気づけば春ですな でも桜はこれからという札幌です 長い冬が明けて 思考が言葉になり 旋律になり
レコードやCDになって 飛び立つ季節はもうすぐそこです 

では 健康で!    ILL-B