ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB) MONTHLY REPORT 2016.06

6月。
5月の段階で列島どこもステージ最前線は既に灼熱っす。

7月、久々にTBHRからリリースがあります。昨年末のtha BOSSのソロアルバム「IN THE NAME OF HIPHOP」を引っ提げて敢行されたTHA BLUE HERBの
ワンマンリリースツアーのファイナル公演、東京リキッドルームでのライブを全編完全収録したDVDを発売します。

タイトルは「ラッパーの一分」。

「一分」とは、それ以上は譲る事の出来ない名誉や面目。

店頭発売は7月20日。7月12日からこのサイト内のオンラインショップで通販先行発売します。価格はリキッドルームの前売り料金と同じく、税込3,500円。

初回特典として店頭、通販共にCDを付けます。THA BLUE HERBのライブでは、オリジナルのビートから既存の誰かのビートに差し替えて、アレンジし直した
曲が沢山ありますが(これヒップホップのライブの醍醐味の1つね)、それらの中から8曲、新たにレコーディングし直したCDを付けます。つまりリリックは
オリジナルですが(多少アレンジしてます)、ビートが違う曲です。ライブに来てくれてる人にとってはお馴染みの曲ばかりです。収録曲については来月ここで。
通販で買ってくれた方にはこのCDに加えてステッカーも付けます。初回特典はお店によっては付かない事もあるので、その辺は各自で確認をお願いします。

収録時間は2時間30分を越えてます。ワインならボトル1本、ビールなら6缶パックと共にどっぷり浸かってください。俺自身、編集作業で何度も映像を観たが、
あの場にいてくれた人はもう知っている事だと思いますが、色々なドラマが一晩の間にありました。奇跡的な瞬間も。何よりも、オーディエンスのエネルギー、
これは長年日本中で培ってきたオーディエンスと俺等の間の信頼とも言えますが、特に東京は、最初は東京のヒップホップに負けたくないという所から始まって
そこから東京のオーディエンスに出会って、理解し合って、回を重ねて、今では日本中で1番多くライブをやっている街になりました。狭かった俺の世界も広がり
新宿歌舞伎町のリキッドルームから恵比寿のリキッドルームへ移った後も、その宴を続けてきました。時は年末。その前の年の年末でも同じ場所でライブをやり
「来年の末にソロアルバム完成させてここに戻って来る。その時は絶対ソールドアウトにする。」と言ってからきっちり1年後。有言実行、完売御礼。集まった
オーディエンスは1000人。そう、あのツアーはどの街も最高だった。そこにいたあなたなら知ってるはずだ。あの旅のゴール、最も完成度が極まった一夜です。

そして普段は俺1人でやり切るTHA BLUE HERBのライブの中で、それぞれ体1つ心1つマイク1本だけを持ってやってきてくれたラッパー、YOU THE ROCK★、
B.I.G. JOE、般若とのセッションも大きな見所です。時に争いながらも「ヒップホップの名の元に」破綻だけは免れてきた、同じ地元から出発してから20年を
越える時間を「ヒップホップの名の元に」生きてきた、世代を超えて互い生き残り「ヒップホップの名の元に」認め合った、三強。彼等が彼等にとっては決して
自分の土俵とは言えないTHA BLUE HERBの世界観の中で魅せたそれぞれの「ラッパーの一分」。ステージに巣食う悪魔の手招き同様、とても貴重な映像です。

最近はフリースタイルバトルが大きなブームになっていて、ヒップホップの面白さに多くの人達が気付いてきて、活況を呈している感もありますが、正直、俺は
それらの動きとは全く別の場所に立っていると思っています。あの盛り上がりが悪いって言ってるんじゃないよ。俺が同じ立場だったら、そこにしかチャンスが
なかったのなら、きっと俺も参加していただろうとすら思う。でもね、俺は、俺の経験で語り、生きてきたし、生きていく。そもそも俺も、当時誰も気にもして
いなかった札幌から似たテンションでこの世界に割り込んできたラッパーだ。もう20年近く前の話。もちろん今みたいにルールも審査員もいない。仁義もない。
下手すりゃ暴力すらも否定しない、人生も人格も過去も未来も賭けたシノギの奪い合いだった。知っての通り、俺も沢山のラッパーを傷つけた。俺も無傷では
済まなかった。その辺の話はもう何度も何度も自分の曲の中でしてきた。ここじゃよくある話だ。誤解も別れも多々あった。でも、今、振り返るとね、そういう
ノリ、自分がどれだけ優れているか、相手の落ち度や欠点や言い間違いを言い当てて自分の優位を証明する、とかはさ、それもヒップホップの重要な要素である
というのは認めた上で、俺の場合、結局キャリアのイントロだった。ただの余興に過ぎなかったんだよ。だからこそ、ヒップホップを知らなかった人達が興味を
持つきっかけになっている今の状況はとても理解出来る。解りやすいし、誰でも参加出来るのがヒップホップだし、俺も事実、そうやって参加してきたからね。
でも、入口でしかない。核心はもっと奥深い。俺はそこから20年後のヒップホップを生きて、今もその神秘を追い求めている。はっきり言って、それだけじゃ、
他人との勝ち負けだけじゃ、ここまでは来れなかった。今、バトルを頑張ってる人の状況とは時代も何もかも違うとも思う。時代遅れ、その通り。それでいい。
無論、とことんまでやってみるべきだとは思う。それで最後まで行けるなら見せてほしいとも思う。繰り返すが、あれが悪いって言ってるんじゃない。俺には、
俺の景色がある。俺がやってきた事がある。俺しかやってこなかった事がある。1MC1DJ、100分。そこで表現したい、そこで、底で、先週も、今週も、ずっと
表現してきた、来週も追求していく、俺なりのヒップホップがある。色んなヒップホップがある。何も全てが同じ主義(こっちから見ればブームや流行)に乗る
奴等ばかりじゃない。これまでも遥か南の方角からブームや流行が札幌まで吹いてきた。踊らされる奴、振り落とされる奴、大損する奴、色んな奴等がいた。
今回が初めてじゃない。ネットでも雑誌でも深夜の現場でも、上澄みすくったような軽口がヒップホップをいつもよりも大きな声で解ったような口で語ってる。
罵り合いや言い争いだけがヒップホップじゃない、とか今更言っても誰も耳を貸そうともしない程、熱は高い。だからといって、この状況を知らん振りしたり、
見下したり、あれは若い奴等の世界だとか言ってごまかしはしない。こっちもヒップホップの端くれで生きていく以上、きっちり作品として提示しておこう。
俺には俺の、俺等には俺等のヒップホップがある。「ラッパーの一分」がある。「一分」とは、それ以上は譲る事の出来ない名誉や面目。それが全て映ってる。

THA BLUE HERB、ライブDVD「ラッパーの一分」、店頭発売は7月20日。税込3,500円。よろしくお願いします。


ここからはライブレポート。写真も沢山上げてます。
DVDの中よりこっちの方が断然リアル。本物。生身。等身大。皆があの場でその目で観た、あれがTHA BLUE HERB。評論家なんかより、あなたが知ってる。

大阪。久々の心斎橋ど真ん中、しかも丑三つ時過ぎのディープな時間。大阪は風営法のゴタゴタがあって以来、俺等も中々深夜帯のライブは出来ていなかった。
楽しみにしていたよ。天気は雨、足下悪い中、沢山集まってくれていた。ライブハウスも無論好きだけど、やっぱ真夜中のカオス感満載のダンスフロア、そして
そこに渦巻く酔客達のテンションと俺等のライブが混ざり合った瞬間は最高やね。俺等はああやって大阪の夜を生き残ってきた。何か、色々思い出したよ。でも
ただの馬鹿騒ぎでは終わらない所に進化があったね。あの静けさ、暗さ、そして底を抜けた開放感、こっちもめちゃ感動しました。ありがとうございました。
各方面から先輩、顔役、音楽家、友人、大集合してくれてて、終わった後の酒と会話が超楽しかったっす。また遊びましょう!コバやん、ジン、ありがとう。

アラバキロックフェスティバル。3年ぶり3回目。過去2回ともがっつりやった記憶がある。空は晴れていたが東北はまだ涼しかったね。今年は真っ昼間のライブ
でした。あちこちで強者達がウジャウジャしてる中、俺等を選んで集まってくれた人達と、とても意味深い時間を過ごさせてもらった。東北、あの日以来、あの
日の前から続いてた、心の繋がりは回を追う毎に深いものになっていってるね。その最先端があのライブだ。俺のハートは泣けたよ。ありがとうございました。
終わってからは色んな音楽家との再会、邂逅を楽しんだ。皆、とても穏やかなんだけど、ステージで観る皆は、皆、鬼でした。解ってはいたけどさ、凄い人は
ほんと沢山いるね。ステージから持ち帰った小さな達成感などはすぐに消え去って、若干の悔しさを胸に会場を去りました。それでいい。雄一、ありがとう。

福岡。ロードは続く。前夜の手柄など何の役にも立たん。それでいい。順調だ。仙台から一気に九州へ。暑い!びっくり。こりゃ激戦だな。舞台は俺等の天神の
ホーム、キースフラック。ただいま。地元勢も盤石の布陣。リハの段階から今夜の成功を確認していたよ。満員御礼、当日券札止め。ライブはBUPPONが先攻。
からのKOJOE。俺は初対面だったけどずっとヤラれて聴いていた。ライブもばっちりだったぜ。俺等も日和っちまうワケにはいかねえ。OLIVE OILの後にOLIVE
OILのビートで登場だ。荒れ狂うお客をかき分けステージへ。5月だってのに激熱でした。酸欠ギリギリの修羅場だったが100分、気力を振り絞ってやり切った。
ありがとうございました。皆が頑張ったから酒が美味かったね。MANTIS、MASUO君の音を聴きながら最高チルな時間を過ごしたよ。ヒッキー、ありがとう。

鹿児島。きっちり2年ぶり。前入りだったのであちこち散歩。古い街並が残ってて、天気も最高でリラックス出来ました。舞台はTIMELESS。鹿児島は何度も来
てるけど、ここは初めて。接近戦は確実です。なのでまずはしっかり豚しゃぶを喰っとく。からの本番。GWっていうのもあって超満員!今夜もお客をかき分け
プロレス入場。お客、荒かったし熱かった。深夜のクラブはこれだからやめられん。こっちも煽られラフでタフなライブが出来ました。時を忘れて夢中になって
ラップしてた。あっという間だったよ。近い距離で皆と深い所で会話が出来た。ありがとうございました。終わってからも地元のDJ勢のプレイが最高で、ずっと
良い波長がダンスフロアに流れてました。良いクラブだね。先輩方も沢山来てて、派手に呑んで、踊ってて、元気もらいました。ヨウヘイ、浩祐、ありがとう。

熊本。震災の前にライブは決まっていた。で、実際、被害の状況を聞いても、キャンセルしようとは1度も思わなかった。ただ、会場側が難しければ、また次の
機会にしようとは思っていた。でも、会場のNAVAROも来てくれ!って感じだったので、道は前にしかなかった。で、どうせだったら出来るだけ沢山の人に来て
もらいたかった。ツイッターでも言ってたけど、俺は、俺等が行く事によって、そこに残すメッセージとかっていうより先に、出来るだけ沢山の人に、その夜に
集まってもらえる機会になれば良いと思っていたんだ。夜に集まって、音楽聴いて、酒飲んで、踊って、話して笑ってっていう、震災の前の生活では全然普通の
事が、その夜そこで行われれば、それでばっちりだと思っていた。東北の時、俺はすぐ現地に行ったワケではなかった。確かな事情がそこにはあったし、そこに
負い目を感じているって事はないけれど、今回のこのスケジュールだったら、俺等が動く番だと思った。そうは言っても余震も収まってないし、皆が大変な時に
行くのはこっち側なワケで、迎える側の皆の生活の邪魔にはなりたくなかったし、変なプレッシャーも与えたくもなかった。だから入場無料を提案したんだ。
箱の人も熊本の音楽家も快く賛同してくれた。後はもうやるだけだ。開場。すぐに入場規制がかかる激混みでしたね。遊びたかったんだな〜って思ったよ。もう
その時点で目的は達成されたようなもんだった。地元勢も皆、良いライブしてた。まむしの兄弟も最高だった!俺等も俺等に出来る事を全てやらせてもらった。
ビルの空調が作動せず、本当に遂にぶっ倒れる時が来たかと思ったけどね。100分、出し尽くした。あれ以上は、もう持っていない。ありがとうございました。
そこで何を言ったかとか、あまりの熱気に記憶はおぼろげだし、お祭り騒ぎ目当ての人には受け入れられないシリアスな言葉もあったと思う。遠くから来た俺が
ニュースや新聞で知った事と、皆の身に実際に起きた事の決定的な違いもあるだろう。だから達成感はなかった。コンディションも良くなかった中で、自分的に
ベストのライブとは思えなかったし。だから皆楽しんでくれたかな、という想いが残った。でも終わった後、皆の顔を見て、あのいつもの熊本の面々の、いつも
以上の上がりっぷりを見て、ああ、良かった、と安堵した。そこに来てくれた全員を楽しませる事が出来たかは、俺には解らんけど、俺の器には大きすぎる任務
だったけど、俺の器分の、それでも沢山いる友人達は皆、笑ってた。俺に笑いかけてくれた。話しかけてくれた。泣いてもくれた。良かった。楽しい夜になって
本当に良かった。多大な力を貸してくれたダイスケ、遼太、雅博、仲間達、ありがとう。これからまだ大変な事が続くと思うけど、どうかあのまま元気でね!!

石垣。激戦を生き残って辿り着いた、最南端石垣島。すでに夏。俺も大もPAナオミも結構消耗が激しかった。だから石垣の天気と仲間と泡盛に心底癒やされた。
舞台は3度目となるメガヒットパラダイス。石垣は無論、周りの色んな島から集まってくれた。いつもの灼熱だけど、熊本のライブで少しは俺も成長出来たな。
揺らぐ事なくばっちりやり遂げた。ありがとうございました。いつもの面々、新たに加わった面々、島外からの人も、帰ってきた人も、ジャンルなんて誰1人も
気にしないで混ざり合う石垣の空気、最高。石垣から何かを発信しようとする動きも芽生えてたし、何かが始まる予感があった。ライブ後もしばらく滞在して、
波照間島行ったり、石垣の秘境に連れて行ってもらったり、酒に飯に、つかの間のオフを満喫しました。力君、Y.K.M.Sクルー、進吾、GORIKI、ありがとう。

沖縄。年末以来の那覇。そして初上陸になったコザ。沖縄のヒップホップ代表、赤土クルーがツアーをバックアップしてくれたので今回の沖縄は2本立てでした。
着いた夜はオフだったので念願のDJ HIKARUのやってる店に遊びに行った。ワイワイ呑んでると、赤土クルーを筆頭に新旧の沖縄の友達が大勢集まった!更に
遊びに来てたBLAHRMYのMILES WORDと邂逅!初日から楽しい事になってました。北上してコザのOTOBOLAへ移動。とても雰囲気のある箱!どこも活気に
溢れまくってた。そんな中でのライブ、初めての街なのでやりたい曲は全てやりました。ありがとうございました。コザ以外からも集まってくれてたみたいで
行った甲斐がありました。俺等の後のRITTOもSINKICHIも最高でした。コザの音楽シーンの凄みを感じさせてもらいました。ジュン、ありがとう。翌日は那覇
LOVEBALL。ここもずっと前からライブしてみたかった箱。赤土クルー総出演に、俺等の後はDJ HIKARU。祭の予感はしてたけど、その予感など大幅に上回る
パーティーになった。那覇、ライブハウスで最近はやってたけど、あの熱気は深夜のクラブならではだね。こっちも大阪からずっと続いてた長いツアーの最後、
がっつり上がれました。ありがとうございました。最後がそこで良かったっす。からのDJ HIKARU。そこから朝まで、俺も記憶が曖昧ですw。クレイジーな事に
なってました。楽し過ぎでした。ハチャメチャ具合、久々カルチャーショックでした。いや〜LOVEBALL、なんまら凄いわ。翌日は再びHIKARUの店に集合して
昨夜の乱痴気騒ぎを各自が思い出し、で、爆笑しながら呑んでいました。沖縄、また新しい世界が広がりました。トオル、赤土クルー、HIKARU、ありがとう。

福山。9年ぶりに降り立った。9年前は夏の盛りのフェスだった。その前は激混みの地下1階。実は結構昔から俺等と福山の歴史は始まっていたんだ。でも、その
フェスも、あの箱も、もうない。そして9年の時が過ぎた。だから戻って来れて嬉しかった。しかも舞台となるMUSIC FACTORYの20周年&リニューアル記念の
大事な夜に呼んでくれて光栄でした。なのでこっちも新旧織り交ぜたセットで挑みました。時間が深まるにつれて、共感がそれぞれの心中から外に出てくるのが
よく見えた。それは挙げられた拳であり、叫び声でもあった。会ってなかった時間は長かったけれど、でも、ずっと同じ列車に乗っていたような感覚だったよ。
待っていてくれた皆のおかげです。ありがとうございました。終演後の打ち上げで作っていただいた食事も美味しかったです。西田君、竹辺さん、ありがとう。

豊田。激動の5月、どこも大きな勝負だったが、最後の最後で強烈極まる祭にエントリーしていた。その名も橋の下世界音楽祭。2年前にライブさせてもらって
その祭に大きくヤラレてしまった。あれ程の衝撃はそれまであったか?と思う程に喰らってしまった。昨年はライブは入ってなかったけど、遊びで行ってきた。
そして今年、再びオファーをもらい、俺等は豊田に帰ってきた。既に祭は2日目。今年は北海道からも沢山の仲間が集まってる。無論、日本中からも。今年の
俺等の出番は昼1時。「挑戦こそが俺のオファーの条件」って言ってね。俺はこの問いを随分考えた。考えて、結果、言葉で上げまくるという任務を見出した。
いつもの事だ。サミットやら何やら忙しい中、ばっちりお客は集まってくれている。さあ始めよう。きっちり40分。どっか〜んと飛べました。煽れば煽る程、
熱気が上昇していくのがこっちにもがっつり届いてました。いつもの人、初めての人、ヒップホップ初めての人、先輩、ド不良、パンクス、ステージからは皆が
見えていました。昼一のまだパーティー自体が立ち上がったばかりという状況の中、こちらからの景色ですが、沸点は大きく越えました。任務完了。ありがとう
ございました。そっからは、ずっと遊んでた。とにかく、目の前で起こっている事が、現実なのか、幻想なのか、ここがこの世か、あの世か、あらゆる境界が、
モラルや約束事が、粉々に崩壊していって、そこに身を置き、それを感じてるだけでも痛快でした。で、残ったのは踊る阿呆と見る阿呆、あと奇怪な化け物達。
これ、本当にそうなったんですよ。俺も自分で書いてて、あの祭を、あのカオスを言葉で表す事の難しさに手が止まりますw。とにかく、今年も最狂凄かった。
ライブも観れる限り全部観た。どこを切り取っても誰も誰にも似ていなく、メッセージが詰まった音楽を鳴らしていた。だから偶然の一致などではなく、確実に
必然だ、と確信出来る程、歴史の大きな潮流の中に俺や俺のライブもあったんだと思える。ヒップホップの畑には、長年イマイチ居場所を見出せない俺、群れる
事のダサさを1番忌み嫌ってきた俺、そんな俺でもここに居場所があったんだ、と思う。そう思えて嬉しくなる。しかも俺は全然まだまだ下の世代。やったぜ。
事実、楽し過ぎました。まだ帰ってきたばかりでこれ以上は言葉にならん。以上!タートルアイランド、そして仲間の皆、本当にお疲れさま&ありがとう!!!


さあ夏が来るね。ライブスケジュール7月分まで発表しています。ステージで待ってるよ!

ILL-B